風水とは
風水って、つまり何?
風水とは、すごく簡単に述べると、読んで字のごとく、『風』と『水』の学問です。
『風』―悪い風を防ぎ、良い風を招く。
『水』―恵みと財を得る。
“郭璞(かくはく)(晋代276~324年頃)”による言葉です。
「気は風に乗じて散じ、水に界(くぎられ)ればすなわち止まる。古人はこれを聚めて散ぜしめず、これを行いて止めることあり。故にこれを風水と謂う」が風水の語源と言われています。
風水の本場中国では、古来より宮廷や社を建てるときには必ずこの風水を重んじて建立されてきました。
風水の4大原則
風水の四大原則は「龍」「穴」「砂」「水」とされています。
- 龍脈のことで、北側の山脈が龍の背中のようにうねうねと走ることで大地のエネルギーを運ぶ。
- 龍穴のことで、「龍」「砂」「水」に囲まれた中心を表し、龍脈が行き着く大地のエネルギースポット。
- 山裾のことで、気の散逸を防ぐ為には「穴」を取り囲むように東側(青龍砂)と西側(白虎砂)に山裾が広がった山裾の形が良い。
- 川のことで、気は北側の山からゆるやかに流れて南側の川で留まる。直線の川よりも曲線の川の方が良い。
風水グッズの役割
理想的な場所=四神相応の地を作り出すアイテム
しかし、風水の四大原則(「龍」「穴」「砂」「水」)を備えた理想的な場所(土地)というのはそう簡単に見つかるものではございませんし、「風水上理想的な場所が見つかったから引越ししよう。」というのは現実問題として、困難ですよね。 場所(土地)的に難しいとなれば、個々の家や会社で考えて、「風水の四大原則(「龍」「穴」「砂」「水」)を備えた理想的な場所(空間・環境)を作り出そう」とするのがベターです。
ここで風水グッズが役に立ちます。
家や会社の中に「風水の四大原則(「龍」「穴」「砂」「水」)を備えた理想的な場所(=四神相応の地)を作り出すアイテムとして、
- 東―青龍砂としての「青龍」
- 西―白虎砂としての「白虎」
- 南―水(川)としての「朱雀」
- 北―龍脈(山)としての「玄武」
の4つの神獣から成る「四神相応」を配置するなどの努力をして、住環境や生活環境を整えていく環境学としての風水学で現代における風水の活用を図りましょう。
占術や気学、四柱推命学では、人がこの世に生まれた時点~終焉まで、その人の命運は決まっているとされています。これが風水学と全く異なるところです。
風水学では、努力して風水環境を整えることにより様々な運気アップや改善が図れるのです!